install memo

WordPressは常に最新版のPHPを要求してきます。CentOS環境であった場合、remiやepel等の別レポジトリから持って来ないと対応環境が作れません(CentOS7の場合はPHP 5.4辺りがデフォルトで導入されます)。

ImageMagickの導入に関しては、remiレポジトリから下記コマンドで導入します(PHP 7.0の場合)。

# yum install ImageMagick ImageMagick-devel php70-php-pecl-imagick php70-php-pecl-imagick-devel

更に、/etc/php.iniに下記を追記します(場所はextensionsの箇所か、或いは最後尾)。

extension=imagick.so

Peclは最近メンテされていないらしいのでyumコマンドで導入していますが、これだと64bit shared libraryが見つからないというエラーが出てPHP側から読み取れません。ファイル自体は存在するのですがパスが違いますので、下記コマンドを実行してシンボリックリンクを張っておきます(コマンドに記述してあるパスはバージョンによって微妙に異なるので適宜修正する)。

# ln -s /opt/remi/php70/root/usr/lib64/php/modules/imagick.so /usr/lib64/php/modules/imagick.so

後はservice httpd restart等してApacheプロセスを再起動すれば正常に読み込まれる筈です。またはphp -i | grep magickで正常にバージョン情報等が表示される事を確認しましょう。

テーマの導入と変更

テーマに関しては管理画面の「テーマ」から検索・選択・導入が可能です。

完全に自前のテーマでなく、第三者により(商用・フリー問わず)提供されているテーマでメンテナンスが為されているものに関しては更新により不定期にその内容が上書きされる可能性があります。それによって、折角カスタマイズした内容が巻き戻ってしまうことがあります。これを防ぐためには、更新対象にならない箇所のみをカスタマイズするか、若しくは「テーマを複製してしまう」事です。

テーマの複製自体はwp-content/themes/内のそれぞれのテーマを複製すれば出来ますが、これだと同じ名前のテーマが複数並ぶ事になります。テーマディレクトリ内のstyle.css内にテーマ名の定義箇所がありますので、それを変更します。

/*
Theme Name: Lightning(Customized)
Text Domain: lightning

Lightningテーマを使用している場合は、末尾に記述を足す等します。ただ、このテーマ名は例えば「追加CSS(WordPress 4.7で追加された機能)」と密接に結びついており、テーマ名が変更されると追加CSSの方も移設する必要があります(データベース上にテーマ名と結びつく形で保存されているので、データベースを直接変更してテーマ名部分を変更するか、若しくはテーマ名変更後に再度編集します)。

他にもテーマ名で挙動している部分がある「らしい」ので、そういう場合は各々修正する必要があります。

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